ご挨拶

子どもの頃、玉ねぎが嫌いだった行実です。給食のとき、冷え切った上にツンとした刺激のある中途半端に煮えた玉ねぎを食べて以来、玉ねぎが嫌いになりました。玉ねぎづくしの給食のときは、最悪でした。当時は、カレー以外では食べることはできなかったのですが、独り暮らしを経験して、好き嫌いがなくなりました。今では、たとえば焼き鳥は玉ねぎなしでは、考えられません。

さて6月4~10日は、歯と口の健康週間です。6(む)4(し)に因んだ6月4日の「虫歯予防デー」が発展して、1958年から日本歯科医師会、厚生労働省、文部科学省が、啓発活動を実施しています。歯周病は糖尿病、骨粗しょう症、心臓疾患、脳血管疾患など病気との関連性が報告されています。虫歯菌も認知症に関係している可能性が高いとの研究成果を、京都府立医大のチームが発表しています。虫歯や歯周病を予防するには、日頃のケアが大切です。定期的に口腔ケアのため歯科医院に通いましょう。まさに「口は命の入り口」ですね。

17040101私の趣味の一つが温泉めぐりです。秘湯もかなり訪れています。先日、秘湯中の秘湯、宮崎県延岡市の湯の谷温泉に行ってきました。看板がないので、地元の人に場所を教えてもらって、ようやくたどり着きました。渓流釣りの人しか行かないような鯛の瀬川岸に、温泉タンクと五右衛門風呂が設置されています。泉源は対岸の滝からで、パイプを渡して引いています。泉温28度の冷泉で、薪で沸かして入浴します。泉質は不明ですが、硫黄臭があり、口に含むと硫黄の味がします。渓流と照葉樹林に囲まれた野趣あふれる温泉は、いいものですよ。

死ぬ間際の不思議

後閑愛実「看取り看護師めぐ~死ぬとは最後まで生きること」より
人が死ぬ数日~数時間前にびっくりするほど元気になった印象を、亡くなる人から受けることがあります。最後の力で何かを伝えようとしているのか、人生を最後まで楽しもうとしているのか…

家族の介護疲れを癒すためのレスパイト目的で入院をされていた患者さんがいました。レスパイト(respite)とは、「一時休止」「休息」「息抜き」という意味です。80代女性の方で、ドラマの『相棒』が大好きでした。その当時、平日の昼間にTVで『相棒』の再放送がされていて、毎回見ることを楽しみにしていました。ある朝、急に呼吸状態が悪くなって患者さんの息が止まってしまいました。蘇生処置が施されました。すると、患者さんは息を吹き返し意識が戻ったのです。連絡を受けた家族が慌ててやってきました。すると患者さんは家族の顔を見て言ったんです。
「今日の相棒は、かめちゃん出る?」かめちゃんとは『相棒』に出てくる刑事さんのあだ名です。
「こんなときまで、相棒の話かよ!」家族はおもわず笑っていました。
しかし、意識を戻したのは数分で、すぐにまた意識がなくなり、その数時間後には息を引き取りました。亡くなった後、お見送りをするときに家族が私たちに言いました。
「母さんは、俺たちに心配かけたくなかったのかもしれないですね。泣くんじゃない。お前たちは笑って生きていけって言われた気がしましたよ」と笑顔で言ってくださったのです。
普段から『相棒』の話をしだすととまらなくなるかわいい患者さんだったのですが、なんともユーモアたっぷりなその人らしい最期でした。
このような奇跡の時間は実際に多く見られ、たくさんの先生たちが著書で伝えています。石飛幸三先生は著書『こうして死ねたら悔いはない』(幻冬舎)の中で、このような奇跡の時間を『入舞(いりまい)』と言っています。もともとは世阿弥の言葉で、引き際に舞台に戻ってもう一度舞うという意味です。高柳和江先生も、著書『死に方のコツ』(小学館)の中で、このような奇跡の時間を『なかよしの時間』と言いました。死にゆく人は、最後にやり残したことを成し遂げたり、喧嘩していた相手と仲直りをしようとする時間をとろうとするというのです。
昔からこんな現象は知られているようで、プッチーニの有名な歌劇『ラ・ボエーム』にもそのような場面があります。結核で死にかけている女主人公の歌姫ミミが、ある日突然起き上がり、最後のアリアを歌うというシーンです。死に直面して歌ったアリアは、まさにミミの人生で最高の仕事をおこない永遠の世界へと旅立つのです。
いのちの終わりは、とても不思議で一人ひとり違って崇高です。人生でその人が一番輝く3大イベントは、誕生、結婚、臨終です。その一つにかかわる看護の仕事を、私は誇りに思っています。

お知らせ

  • アメリカ系のAIG富士生命が香港系のPCGに売却され、9月よりFWD富士生命に名称が変更されます。FWDグループはPCGの保険部門で、主に香港、マカオや東南アジアで生命保険や損害保険事業を行っています。売却にともない保障内容が変わることはないので、契約者の方はご安心下さい。なお損害保険会社の富士火災とFWD富士生命の関連はありません。
  • 第一生命の100%子会社のネオファースト生命の取り扱いを開始しました。主に代理店チャンネルで小口の生命保険を販売するために2014年に創業された保険会社です。
  • マイナス金利の影響で4月より生命保険の予定利率が、各社一斉に引き下げられました。
  • りそな銀行の「FPデリバリーサービス (出張型相談サービス)」が始まりました。2回までFPに無料相談できます。私も相談員登録しています。
  • 博多駅前、飯塚、黒崎などで老後資金づくりのセミナーを開催しています。有料と無料のタイプがあります。日程などはメールなどでお問合せ下さい。

名湯紹介

17040102大分県玖珠町の市街地には、湯量豊富な温泉があちこちに湧いています。玖珠温泉「豊後乃里」もその一つで、泉質は、弱アルカリ性単純温泉、源泉掛け流しで、高温のお湯が浴槽からどんどん溢れ出します。大浴場や露天風呂は筑後川上流の玖珠川に面しており、四季折々の景色を楽しむことができます。庭先を掘れば、良質の温泉が湧出するなんて、うらやましい限りです。

生命保険の契約者貸付制度について

お客様に生命保険を担保にお金を借りることができますよ、とお話ししたら、詳しい内容を聞きたいと言われたのですが、うまく説明できないので、困っているんですけど・・・

困った人ね!生命保険の契約者貸付制度は、生命保険の押さえておくべき基本なのよ。特に中小企業などのお客様にとって、資金繰りに必要な知識なのよ。突発的に資金繰りが苦しくなった場合でも、銀行融資などと違って新たな担保や保証人が不要なの。融資の審査も返済期限もないのよ。

東日本大震災のとき、生命保険を解約したり、契約者貸付制度を利用してお金を借りて、資金不足を乗り切った事例は、数多くあるんだよ。生命保険は資金繰り対策としても利用できるんだよ。

どんな生命保険でも貸付ができる訳ではないんだよ。お金を借りることができる生命保険には、一定の条件があるんだ。たとえば掛け捨ての生命保険なんかは、解約してもお金が戻らないので、借りることもできないよ。

生命保険の契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲(70~90%)内で、貸し付けを受けることができる制度です。一般的に、契約者貸付を受けている間も、保障は変わりなく継続し、配当金を受け取る権利も継続します。クレジットカードのキャッシングや銀行のカードローン、消費者金融などよりも低い利率ですし、返済期日は特に定められていません。

生命保険の契約者貸付制度とは

契約者貸付制度とは、加入している生命保険の解約返戻金を担保にして、保険会社からお金を借りられる仕組みです。解約返戻金の70~90%の金額を借りられます。

貸付利率

保険会社や加入時期などによって変動しますが、一般的には予定利率+2.0~6.0%が多くなっています。大口契約の場合、金利交渉も可能です。

貸付先

貸付けを受けられるのは、「契約者」です。「被保険者」や「保険受取人」、あるいは「親族」は、貸付けを受けられません。法人でも個人でも貸付を受けられます。

対象となる生命保険

終身保険、養老保険、個人年金保険、学資保険などの解約してもお金が戻ってくる貯蓄性のある生命保険です。「契約者貸付制度を利用できるか」を生命保険会社にお問い合わせ下さい。

手続き

各保険会社のお客様サービス、窓口、インターネット、担当者などで資料請求して下さい。

返済

返済期限はありませんが、貸付を受けてから返済せずにいた場合、利息は複利で計算されるので、早めに返済しておくことが大切です・
また元金と利息の合計額が解約返戻金の総額を超えた場合、保険会社から通知された金額を所定の期間までに返済しなければ、保険契約そのものが失効してしまいます。
なお返済前に満期を迎えたり、死亡した場合は、保険金から元金と利息を差し引かれます。
たとえば、死亡保障1000万円の終身保険に加入し、契約者貸付制度を使って50万円を借入れ、そして完済前に亡くなってしまった場合、死亡保険金である1000万円から、借入れていた50万円とそれに対する利息が引かれます。そして、残った保険金が遺族に支払われます。
さらに祝い金がある契約は、返済額を差し引かれてしまいます。

さらに祝い金がある契約は、返済額を差し引かれてしまいます。

最後に、生命保険の契約者貸付制度をまとめると

  • 一般の融資に比べると金利が低い
  • 返済期限がない
  • 手続きが簡単
  • 審査がない
  • 何度でも利用可能

借りる借りないは別として、
知っておくと役立つ生命保険の知識です。

詳しい内容は、各保険会社にお問い合わせ下さい。